25日、西鉄グループである(株)福岡交通センターは、11年3月の九州新幹線全線開通と『JR 博多シティ』の開業にあわせ、JR博多駅に隣接する『福岡交通センター』の施設名称を、11月1日から『博多バスターミナル』へ変更する。
また施設についてもリニューアルを実施。福岡市が事業主体となって、JR 博多シティと博多バスターミナルを結ぶペデストリアンデッキを新設することから、誘導サイン関係の見直しなど分かりやすい動線の確保を図るとともに、トイレ、エレベーター、エスカレーターなどの共用部もリフレッシュする。
テナントについては、従来4階で営業を行なっていた100円ショップ『ザ・ダイソー』を5階に移転、11月1日にオープンする。改装後の店舗面積は約3,400m2となり、同店舗としては日本最大級となる。
また4階ダイソー跡へは『ファッションセンターしまむら』の出店を計画しており、現在交渉中としている。実現すれば11年2月にオープン予定で、九州での都市型店舗第1号店となる。
■福岡交通センター リニューアル概要
<スケジュール>
第1期リニューアル:10年11月1日(月)〔完成予定〕
第2期リニューアル:11年2月19日(土)〔完成予定〕
<コンセプト>
「庶民的で気軽に利用できる店作り」
<リニューアル概要>
[ハード面]
1.集客機能強化(アクセス向上)
○2階部分にJR 博多シティとの往来・回遊性向上を目的としたペデストリアンデッキを接続
○博多駅側各出入口のリニューアル(地下1階:2カ所、1階:2カ所)
2.施設内外サインの新設・見直し
○ビル名称サインの新設
○誘導サイン、施設案内サインの見直し
3.施設・設備のリニューアル
○エスカレーター1基の新設(地下1階→1階)
○共用部改修(通路、トイレ15カ所、エレベータ6基カゴ内)
[店舗面]
1.第1期リニューアル時
○100円ショップ『ザ・ダイソー』を4階から5階へ移転。同店舗としては日本最大級となる約3,400m2の売場面積を実現。
○2階『au』、3階『ソフトバンク』、4階『NTT ドコモ』と各モバイルショップが集結。
○8階レストラン街名称を『博多味のタウン』とする。
○9階の貸ホール機能を充実。
2.第2期リニューアル時
○4階に『ファッションセンターしまむら』の九州都市型店舗第1号店(交渉中)。
○ペデストリアンデッキの接続部となる2階を全面改装し、コンビニエンスストア『ローソン』を新規出店(予定)。
<投資額>
約10億円
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