28日、西部ガス(株)(本社:福岡市博多区、田中 優次社長)は原料費調整制度に基づき、10年12月検針分のガス料金単価の調整を発表した。
11月分に比べて、1m3あたり▲0.78円(消費税込)、標準家庭(23m3/月)においては月額▲18円(消費税込)の調整を行なうことになったとしている。
なお今回の調整は、10年7~9月の平均原料価格に基づくもの。
(原料費調整制度は料金適用月の5~3カ月前の平均原料価格を、毎月の料金に反映させる制度)
<一般ガス供給約款料金における従量料金単価>
(消費税込・基準単位料金に調整額を加算し、小数第3位以下の端数は切り捨て)
[料金表 A(0~15m3)]
11月検針分(a):214.65円 │ 12月検針分(b):213.87円
影響額(b-a):▲0.78円
[料金表 B(16~30m3)]
11月検針分(a):199.93円 │ 12月検針分(b):199.15円
影響額(b-a):▲0.78円
[料金表 C(31~100m3)]
11月検針分(a):186.28円 │ 12月検針分(b):185.50円
影響額(b-a):▲0.78円
[料金表 D(101m3 以上)]
11月検針分(a):180.61円 │ 12月検針分(b):179.83円
影響額(b-a):▲0.78円
<ガス料金への影響(標準家庭の1カ月使用例、消費税込)>
1カ月使用量:23m3
11月検針分(a):5,690円 │ 12月検針分(b):5,672円
影響額(b-a):▲18円
《計算式》ガス料金=基本料金(税込)+従量料金単価(税込)×使用量
※1円未満の端数は切り捨て
<平均原料価格(10円未満の端数は四捨五入)>
[LNG平均輸入価格(貿易統計値)]
10年6~8月:50,540円/トン │ 10年7~9月:50,090円/トン
基準平均原料価格:─
[LPG平均輸入価格(貿易統計値)]
10年6~8月:62,150円/トン │ 10年7~9月:58,040円/トン
基準平均原料価格:─
[平均原料価格(LNG換算)]
10年6~8月:52,320円/トン │ 10年7~9月:51,430円/トン
基準平均原料価格:66,560円/トン
※平均原料価格=LNG平均輸入価格×0.8907+LPG平均輸入価格×0.1175
▼関連リンク
⇒西部ガス
*記事へのご意見はこちら
※記事へのご意見はこちら