28日、日本たばこ産業(株)(本社:東京都港区、木村 宏社長)は、たばこ原料工場であるJT防府工場(山口県防府市)の稼働を12年3月末に終了し、同工場を廃止すると発表した。
同工場では葉たばこをシート状に加工処理した、紙巻たばこの原料となるシートたばこを製造しており、紙巻たばこの香味や喫味を作り出す原料として多くの紙巻たばこで使用されている。
同工場の廃止により国内におけるシートたばこの製造はなくなるため、今後のシートたばこの調達は現在の調達先でもある海外の自社グループ工場および外部委託先から行なう予定としている。
<JT防府工場 概要>
名称:JT防府工場
所在地:山口県防府市大字新田字築地2054-2
操業開始:1909年 防府製塩試験場(名称:専売局三田尻試験場)として開設
工場長:大瀧 彰仁
年間製造数量:約3,000トン
主な製造原料:シートたばこ
工場敷地面積:141,729m2
従業員数:37名(10年10月現在)
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