28日、九州日韓経済交流会は、福岡市博多区のIPホテルで一般社団法人発足記念パーティを開いた。同会は2005年、韓国と関係の深い九州の中小企業約40社で設立。07年11月から毎年、韓国大田(テジュン)市で商談会を開催するほか、経済ミッションの派遣など韓国との経済交流に取り組んできた。任意団体だったが今回、活動をより積極化するため、法人化することにした。
パーティには日韓の関係者約140人が出席。初代理事長に就任した篠原統・第一施設工業(株)社長は「社団法人になり対外的な信用力が増す。これを機に韓国企業との関係をさらに発展させたい」とあいさつ。来賓の滝本徹九州経済産業局長は「九州経産局は全面的な協力とバックアップを惜しまない」とエールを送った。このあと、韓国貿易センター(福岡)の金館長が「韓日は近くて近い国同士。九州とはわけても近くて近い」と祝意を述べていた。
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