大阪大学大学院医学系研究科・泌尿器科の辻村晃医師らの研究グループは、赤ワインに含まれるポリフェノール成分「レスベラトロール」に、勃起を誘発する一酸化炭素を活性化する効果があることを、ラット試験により確認した。勃起不全(ED)治療薬の「PDE5阻害剤」との併用ではEDの改善効果を確認した。
今後はヒト試験により改善効果を探ることが課題になるが、ラットへの投与量が300mgと大量だったため、ヒトでの同様の試験には十数㎏もの投与量が必要になる。このため臨床試験を実施するには、投与量を変えるなど試験デザインそのものを組み立て直す必要がある。
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