大手コンビニチェーンのセブンイレブンが鹿児島県に進出する。これまで業界NO1の店舗がなかったことで、鹿児島県民が自身の地理的環境を話題にする際に「わが県にはセブンイレブンがないのだ」という変わった自慢をする県民もいた。一方で宮崎県えびの市や都城市などの県境まで店舗があるのに出店しないことで「ドミナント戦略などとは別の理由で全く相手にされていないのではないか」と懸念を抱く人もいた。いずれにしても県民にとってはだれもが気にしている案件だった。
こうした中、セブンイレブンの鹿児島県への出店が明らかになった。200店舗という大規模な計画が明らかになったことで、これまでまとまった出店がなかったために鹿児島県に進出していなかったことが伺い知れる。鹿児島県民にとっては大きなニュースで、ある県民は「コンビニの中では弁当類は1番おいしいと思う。みな歓迎しているのでは」と喜びを隠さない。
サービスや形態など新たなステージを迎えるコンビニ業界だが、鹿児島県のコンビニ業界にとっては、セブンイレブンチェーンの出店自体が業界活性化を生み出すものと期待されている。
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