1日、小野建(株)(本社:北九州市小倉北区、小野 建社長)は5月14日に公表した業績予想および11年3月期の9月中間配当予想を修正すると発表した。
<業績予想の修正>
第2四半期(累計) 連結業績予想については、売上高はほぼ予想通り。一方、損益面においては鋼材市況が4月から6月にかけ上昇傾向にあったことにより、在庫販売の利幅が予想を上回った。また固定資産の売却による売却益が特別利益に計上されたことから、上方修正するとしている。
なお、個別業績予想についても同様の理由によるもの。
通期 連結業績予想ついては、売上高は7月から続く鋼材市況の下落傾向や需要低迷の長期化を予想しており、下期の当初予想を下回る見込み。損益面では、鋼材市況下落による在庫販売の利幅の低下ならびに在庫評価損の発生や不良債権の発生が懸念され、下期の当初予想を下回ると予想しているものの、上期業績の寄与から通期連結業績予想を上方修正するとしている。
なお、個別業績予想についても同様の理由によるもの。
<配当予想の修正>
第2四半期 連結累計期間の四半期純利益が前回予想を上回る見通しとなったため、当期の配当金について、1株当たり第2四半期末予想配当金を12円から15円に修正するとしている。
なお期末予想配当金については、下期の業績予想を鑑み13円の据え置き。
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