2日、西日本鉄道(株)(本社:福岡市中央区、竹島 和幸社長)は11年3月期 第2四半期 決算(連結)を発表した。
当第2四半期連結累計期間の営業収益は前年同期比3.1%増の1,565億8,900万円、経常利益は同比62.6%増の39億8,300万円、四半期純利益は同比149.3%増の11億5,800万円となった。
運輸業については、バス事業(乗合)での高速バスの減収やタクシー事業の減収などにより、営業収益は前年同期比2.0%減の429億5,200万円、営業利益はバス事業(乗合)での路線の効率化などにより同比25.6%増の17億3,600万円となった。
なお旅客人員は鉄道事業で前年同期比0.9%減、バス事業(乗合)で同比1.8%減となった。
不動産業については、不動産分譲事業でマンションを中心に販売戸数が増加した一方、不動産賃貸事業において商業施設の売上低迷の影響や関連事業での減収などがあり、営業収益は前年同期比1.5%減の234億1,800万円、営業利益は同比2.9%減の34億900万円となった。
流通業については、スーパーマーケット事業において単価の下落などにより減収傾向が続いている一方、前期における組織統合の影響(決算期の調整)が解消したこと等により、営業収益は前年同期比0.9%増の359億3,900万円、営業利益は運営の効率化に努め同比68.8%増の3億7,700万円となった。
物流業については、国際物流事業での物流の回復による取扱高の増加などにより、営業収益は前年同期比27.9%増の331億9,000万円、営業利益は4億6,600万円となった。
レジャー・サービス業については、娯楽事業での競合や猛暑の影響等による減収や広告事業の低迷などにより、営業収益は前年同期比2.5%減の168億7,200万円、営業損益はホテル事業、旅行事業での損失が縮小し2,700万円の損失となった。
その他については、バス車体製造事業の生産終了などにより、営業収益は前年同期比1.3%減の222億1,100万円、営業損益は8億8,300万円の損失となった。
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