3日に開かれた民主党福岡県連の知事選候補者選定委員会で、同県連代表・古賀一成衆議院議員が、唐突に立候補意思を表明、周囲を驚かせた。県連幹部によると、古賀氏の立候補は「寝耳に水」であり、急きょ選定候補に入れたという。
現在、同県連の選定候補に入っているのは、古賀氏のほかに、九州大学の谷口博文教授、元官僚で産業技術環境局長や特許庁長官を歴任し、現在は内閣広報官の小川洋氏。また、もうひとり元官僚の人物がいるという。いずれも福岡県出身。
福岡県知事選は、来年(2011年)4月に行われ、すでに現職の麻生渡氏は、出馬しない意向を表明している。なお、自民、公明、民主の候補者の一本化の話も出ているが、政権与党である民主党は慎重姿勢。もし、選ばれた候補が県連代表の古賀一成氏となれば、3党相乗りは成立しない。
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