9日、(株)ヒガシマル(本社:鹿児島県日置市、東 紘一郎社長)は、11年3月期 第2四半期 決算(連結)を発表した。
当第2四半期連結累計期間の売上高は前年同期比2.5%増の45億7,100万円、経常利益は同比12.0%減の1億7,500万円、四半期純利益は同比52.1%減の5,100万円となった。
売上高について、食品は7月までの冷夏が響き夏季商材が落ち込んだものの、飼料は自社商品の販売が伸びたことから増収となった。
損益面については、原材料価格は上昇したものの自社商品の販売比率が高くなったことから利益率が改善した。しかし為替差損を計上することとなったため、経常利益は減益となった。
また第1四半期連結会計期間から「資産除去債務に関する会計基準」および「資産除去債務に関する会計基準の適用指針」を適用し、特別損失に資産除去債務会計基準の適用に伴う影響額1,200万円を計上したことなどにより、四半期純利益は減益となったとしている。
水産事業の売上高は37億9,500万円、セグメント利益は2億7,300万円となった。
主にエビ飼料類、ハマチ飼料類、ヒラメ飼料類が伸びた。原材料価格は上昇したものの、受託生産が減少し自社商品の販売割合が増えたとしている。
食品事業の売上高は7億7,600万円、セグメント利益は3,200万円となった。
そば類およびラーメン類が伸びたものの、春先から7月までの冷夏が響き、そうめん類などの夏季商材が振るわなかったとしている。
なお、養魚用配合飼料の需要は季節的変動があり、当第2四半期連結会計期間の売上高は、第1四半期連結会計期間および第4四半期連結会計期間と比べ高くなる傾向がある。
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