<序盤は吉田*広太郎激突再来>
6月の始め植木とみ子氏が早々と福岡市長選へ出馬表明をした。とみ子氏は1年前から市長選に名乗り上げることが囁かれていた。その頃は当然、「自民党推薦を貰っての出馬だ」と関係者は読んでいたのである。確かに自民党ロートル市議会議員達が同氏を担ぐ動きがあった。ところが公明党がゴーをださない為に自民党の推薦を得られなかった。痺れを切らしたとみ子氏はついに市民派として単独、立ち上がった。
市民派とみ子氏陣営の応援団長に山崎広太郎氏が座っていることが判明した。「これ以上、吉田市政が続けば福岡市政は崩壊する。だからとみ子さんに福岡市政を再生することを託したい」というのが本人の支援する弁明であった。「となると」と周囲は興味本位の見たてを行なった。「前回と同様の因縁の激突だ」と騒ぎたてられた。「積年の恨みを晴らすぞ」というのが広太郎氏の本音であることは間違いなかった。
<女の信用失墜させた悪徳行為だけは許されない>
何故、頑なに公明党はとみ子氏に推薦の許可を下さなかったのか。公明党・創価学会の理念の原点は「平和と健全な家庭」である。とみ子氏には男性に関するスキャンダラスな風評が流布されていた。この一点が公明党・創価学会に悪寒を抱かせたのではないかと見られる。自民党・公明党両党の推薦を取り付けていたならばとみ子氏の福岡市長選における優勢は強固なものになっていたであろう。今回のような無様な戦線逃亡の事態を選択することはなかっただろう。公明党推薦を得られなかったことは自分の不始末の結果である。この段階で先の読みを充分に熟慮すべきだった。単純に女の意地を通した。
もう一度、英断する機会があった。10月31日に立候補届をする時点でとみ子氏の不利は解かっていた。取り辞めるべきであった。ここでまた女の執念をみせつけた。二度も決断したのだ。投票日残すところ5日になって「敗色濃厚だから」と言って市長選から戦線逃亡することはなかろうものよーー。我儘勝手だ。男であれば面子がある。完敗することはわかっていても形だけであれ最後まで戦い抜くであろう。
表現を代えればとみ子氏=女だからこそ勝手な逃亡ができたのではないか!!この破廉恥な行為の解説は諸説あるが、「女性はダーメ」という認識を確定させたことは誰もが認定するところだ。大学助教授、教育長などを歴任したキャリアウーマンが無責任となれば女性の権威の失墜は甚だしい。今後、10年間は福岡市長選には女性の立候補者は相手されないであろう。どうするの、この結末は!!とみ子さん!!
9日の夜、ある経営者は酒をがぶ飲みして荒れていた。聞くところによると政治資金パーティ券を仲間で100枚以上捌いたそうだ。この落とし前をどうつけるとみ子さん!!パーティで集めた選挙資金1,500万円ともいわれるが、潔く社会還元しなさい。九大の先輩になる中村哲さんの「ぺシャワール会」、または後輩に当たる大谷賢二さんの「カンボジア地雷撤去キャンペーン」に全額寄付しなさい。弊社ですら大谷氏の活動に感動してカンボジアで中学校建設に協力して12月5日に開校する運びとなった。その程度の潔い行為を貫通すべきだ。どちらにしてもとみ子さん、広太郎さんとも福岡市政の再生に骨を埋める前に自爆してしまった。つくりドラマにはこんな面白い迫力感はない。
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