12日、(株)梅の花(本社:福岡県久留米市、梅野 重俊社長)は10年9月期 決算(連結)を発表した。
当連結会計年度の売上高は前期比1.4%増の287億3,400万円、経常利益は3億6,500万円(前年同期は経常損失1億7,100万円)、当期純利益は1億7,700万円(前年同期は当期純損失2億1,100万円)となった。
物流部門において新たに川崎物流センターと神埼物流センターを立ち上げたことにより、社内在庫商品が減少。管理費を削減することができたとしている。
外食事業では売上高は前期比2.3%増の180億1,800万円、営業利益は同比12.3%増の14億6,700万円となった。
テレビコマーシャルでの「料亭と居酒屋の中間」という店舗イメージのアピールや、一部の店舗で昼のランチメニューを夜の時間帯に提供するなど、来店しやすい環境を作り席の回転率の向上を図った。また女性を対象として美容と健康をテーマにしたソフトドリンクを投入し、客単価の向上に努めたとしている。
店舗展開については、梅の花は10月に「所沢店」(埼玉県)、12月に「町田店」(東京都)を出店、69店舗(FC店1店舗を含む)となった。
また3月に新業態として「季節釜めし 花小梅」(大阪府)を出店し、外食事業の全店舗数はチャイナ梅の花4店舗、かにしげ3店舗、その他1店舗と合わせ78店舗となった。
テイクアウト事業での売上高は107億1,600万円(前年同期と同じ)、営業利益は5,400万円(前年同期は営業損失1億3,000万円)となった。
店舗展開について、古市庵テイクアウト店は10月に「尼崎阪神店」(兵庫県)、12月に「ららぽーと横浜IY店」(神奈川県)、6月に「北砂アリオ店」(東京都)を出店。1月に「梅田大丸店」(大阪府)を閉店し、134店舗となった。
梅の花テイクアウト店は4月に「上本町近鉄店」(大阪府)、6月に「なんば髙島屋店」(大阪府)、7月に「北千住丸井店」(東京都)、9月に「アトレ吉祥寺店」(東京都)を出店し、20店舗となった。
その他店舗は10月に大阪工場に隣接した「工場直売所」(大阪府)、3月に「おしとり西の丘店」(福岡県)を出店し、6店舗となった。
▼関連リンク
⇒梅の花
*記事へのご意見はこちら
※記事へのご意見はこちら