■11年3月期 第2四半期 決算(連結)
11日、(株)九州リースサービス(本社:福岡市博多区、藤丸 修社長)は11年3月期 第2四半期 決算(連結)と5月17日に公表した業績予想の修正を発表した。
当第2四半期連結累計期間の売上高は前年同期比13.4%減の100億8,600万円、経常利益は同比74.9%減の2億9,800万円、四半期純利益は同比0.3%増の3億4,800万円となった。
リース・割賦での売上高は53億1,100万円、営業利益は5億1,500万円となった。リース・割賦実行高は前年同期比49.3%増の70億6,400万円となったものの、回収や流動化によるリース投資資産残高減少の影響があった。
リース債権およびリース投資資産残高は前期末比9.2%減の185億1,000万円、割賦債権残高は同比7.2%増の113億8,800万円となった。
融資での売上高は7億6,200万円、営業損失は4億9,600万円となった。新規貸出の抑制や期限前回収の発生などにより貸付残高が減少。また、貸倒引当金繰入額が増加した。
営業貸付金残高は前期末比14.3%減の301億1,800万円となった。
不動産での売上高は33億7,700万円、営業利益は5億7,600万円となった。前連結会計年度から新たに連結した子会社からの増収効果があった。
賃貸不動産残高は前期末比0.4%増の380億8,300万円、販売用不動産残高は前期末比10.7%減の69億4,600万円となった。
フィービジネスでは売上高は1億8,900万円、営業利益は7,300万円となった。生命保険の代理店手数料や不動産投資案件が減少した。
■業績予想の修正
第2四半期累計期間の実績に加え、不動産市況の回復の遅れなどを踏まえて見積もった結果、売上高、営業利益、経常利益について前回予想を修正するとしている。
◇11年3月期通期連結業績予想数値の修正
(10年4月1日~11年3月31日)
【売上高】
前回発表予想:210億円
今回修正予想:200億円
増減額:▲10億円
【営業利益】
前回発表予想:21億円
今回修正予想:10億円
増減額:▲11億円
【経常利益】
前回発表予想:17億円
今回修正予想:6億円
増減額:▲11億円
【当期純利益】
前回発表予想:7億円
今回修正予想:7億円
増減額:─
◇11年3月期 通期 個別業績予想数値の修正
(10年4月1日~11年3月31日)
【売上高】
前回発表予想:180億円
今回修正予想:170億円
増減額:▲10億円
【営業利益】
前回発表予想:19億円
今回修正予想:7億円
増減額:▲12億円
【経常利益】
前回発表予想:16億円
今回修正予想:3億円
増減額:▲13億円
【当期純利益】
前回発表予想:6億円
今回修正予想:6億円
増減額:─
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