「10数年前は電話帳でしたが、今はインターネットを過信している人が多く見受けられます」。
最近、(株)ガリヤの長澤社長を始め、スタッフは広告営業に行った先で、『うちはフリーペーパーの広告をやめて、全部ネットに替えます。ネット広告の方が安いし、効果もあるので』という事を言われるそうだ。
これはガリヤに限った事ではなく、福岡の、全国のフリーペーパーの営業マンがこのような事を言われた事があるだろう。
しかし、長澤社長はこれをとても危惧している。「インターネットに過信しすぎなのは、10年前の電話帳を過信し過ぎた企業を見るようです。ネットも電話帳と同じ、クロージング媒体です。ネットだけに広告費を投入するのは、クロージング媒体にお金を注ぎ込む事で、長い目を見れば反響は望めません。認知を広める為の広告媒体とクロージング媒体の両方をうまく使っていかなければ、最終的には経営が悪化する原因になるかもしれません。今の現状は、10年前の電話帳に依存して倒産した企業を見るようで、とても心配でなりません」と長澤社長は今の現状を心配している。
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