テレビCM、新聞広告に目を向けてみる。上場している有名メーカーが盛んに広告宣伝を行なっているのがよくわかる。その会社のホームページを見ていると、さらに広告宣伝ではわからなかった情報が詳しく掲載されている。クライアントのみならず広告代理店側が、テレビCMなどが視聴者の購買意欲を掻き立て、その気にさせて、ホームページで検索して調べさせている流れを作っている。広告宣伝を積極的に行なう有名メーカーはそのあたりを心得ているのがよくわかる。まさに認知を広める広告媒体とインターネットなどのクロージング媒体を上手に使い、業績を伸ばしているのである。やり方は色々であるが、「ネットはその気になっているから検索している」というクロージング媒体であるという事を理解しておかなければ、先々に繁栄は望めないということなのだろう。
先日、長澤社長が契約したホテルの支配人から次のような事を言われたそうだ。「ガリヤに掲載して1カ月、直接、ガリヤを見たというお客様はあまりいませんでしたが、掲載した月はインターネットでの申し込みが数百人規模で増えました。これはガリヤを見た人が、ネットで検索し、申し込んだからだと思います。ありがとうございます」と支配人からとても感謝されたそうだ。
「今までの流れと変わっています。昔は広告を見て、『○○見ました』といって来店するのが普通でしたが、今は広告を見てから、ネットで調べて申し込むというスタイルになっているようです。ですからネットの利用を促進させるためにも広告は必要なのです」と語る長澤社長。広告の費用対効果もインターネットの出現で大きく変わりつつあるようだ。
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