14日、福岡市長選における"現職・吉田宏氏の敗北"は、同氏を推薦した民主党の福岡県連に動揺を与えた。民主党関係者によると、江藤博美氏、栃木義博氏の両福岡市議が、福岡市長選・開票の翌日、緊急に開かれた同県連常任幹事会で、幹部職を辞する意向を伝えたという。

　吉田氏が民主党に推薦願を提出した後のプロセスで、同県連常任理事会へ強く推したのは、江藤氏と栃木氏であることはこれまで報じてきた通り（関連リンク参照）。選挙戦でも陣営幹部として、選挙運動に参加していた。
　なお、両氏の常任理事会における役職は、江藤氏が県連代表代行（常務担当）、栃木氏が県連幹事長代理（常務担当）。福岡市政における政権を失った責任は大きい。

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「剛腕・助信」を超えた「辣腕・江藤」～福岡市長選アラカルト（19）

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