1972年の発売以来、40年近くに渡り親しまれてきたホンダ「シビック」の生産が年内をめどに終了、また在庫がなくなり次第国内向けの販売を終えることとなった。現行車は8代目のモデル、発売以来これまでに通算300万台を販売したホンダ車で最多の販売台数を誇る。
シビックは、当時世界で最も厳しいとされたアメリカの排ガス規制「マスキー法」の規制値をクリアしたエンジンを搭載したことで、技術力の高さを証明。後発カーメーカーだったホンダの経営基盤を築いた。しかし、時代とともにユーザーからの支持は低燃費・小型車に移り、「フィット」、ミニバンに人気を奪われてきた。
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