福岡県外に本店を有する地銀の福岡支店は、貸出先が優良先中心であることから中小企業金融円滑化法による元金返済猶予の申出は少ないとのことであるが、金融激戦区を反映して金利競争はますます激化しており、利ざや確保が非常に厳しくなっているという。
一方、福岡ひびき信用金庫は、北九州市で「ひびしんビジネスフェア2010」を開催、約200社が出展し、3,000名強の来場、この場で商談会も開催され、成約に繋がるケースも多いという。
貸出が伸びない金融環境で、地元有力行をはじめ各行ともビジネスマッチングに注力しているのが現状である。
【久米 一郎】
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