法人化したのは87年4月。守谷組や上村建設の下請主体で稼動し、それまでの売上規模は2億円未満でしかなかった。そこで、2001年4月以降、レオパレス21との取引が開始され、同社が展開する木造アパートの建築を手がけるようになり、以降売上規模は急増を見せている。
10年3月期の売上構成は建築99%。土木工事が1%という比率。レオパレス21からの受注は売上の約70%を占める。以前は50%に留める方針を同社は打ち出していたが、近年その割合は増加傾向。
10年3月期決算の着目点は、総資産7億7,533万円のうち、完成工事未収入金が5億2,880万円を占める事。率にして68.2%とこの部分が極端にこの部分が膨れ上がっており、短期的な支払い能力はあり。しかし自己資本比率は18.79%と高いとは言えず、財務面はまだ成長過程。レオパレス21との取引を急拡大させた為、09年3月期は28億5,295万円と過去最高完工高を計上。しかし、急激な建築需要減と建築不況のあおりを受け10年3月期は大幅な減収に見舞われた...詳細は調査レポートにて。
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