北部輸送(株)
収益改善が急務
(株)川島織物セルコン
住生活との業務提携で立て直せるか
■電気工事(福岡)/(株)若楠電設工業
【続報】 債権者判明 負債総額 約2億円
代 表 : 河野 一雄
所在地 :福岡市早良区加茂4-33-8
設 立 : 1992年3月
資本金 : 1,000万円
年 商 : (08/12)3億595万円
弊紙4月26日号「モルグ」にて既報の同社は、10月29日、福岡地裁から破産手続開始決定を受けた。申請代理人は濵地雅一弁護士(経営法律事務所北斗、福岡市中央区舞鶴2-2-11、電話:092-717-8200)ほか。破産管財人は内田敬子弁護士(弁護士法人黒木・内田法律事務所、福岡市中央区赤坂1-6-15、電話:092-752-7878)。負債総額は約2億円が見込まれる。
■太陽光発電システム等販売(福岡)/(株)エス・エフ・シー
【続報】 破産手続開始決定 負債総額 約3億円
代 表 : 國分 英道
所在地 : 福岡市東区二又瀬新町14-20
設 立 : 1995年1月
資本金 : 5,072万円
年 商 : (06/3)26億3,640万円
弊紙2007年7月2日号「モルグ」にて既報の同社は、10月27日に福岡地裁から破産手続開始決定を受けた。破産管財人は佐藤至弁護士(佐藤・林法律事務所、福岡市中央区大名2-4-22、電話:092-712-6543)。民事再生法適用申請時の負債総額は約3億円。
■不動産(福岡)/(株)ハウス企画
採算割れ 破産手続申請準備中 負債総額 約1億2,000万円
代 表 : 田中 信次
所在地 :福岡県久留米市荒木町荒木1257-7
設 立 : 1982年3月
資本金 : 2,000万円
年 商 : (09/2)約1億円
11月1日までに同社は事業を停止し、破産手続申請の準備に入っていたことが判明した。担当は堺紀文弁護士(堺・北村法律事務所、福岡県久留米市中央町35-18、電話:0942-38-9404)ほか1名。負債総額は約1億2,000万円が見込まれる。
■ホテル経営(熊本)/(株)菊池観光ホテル
販売不振 第三者破産申請 負債総額 約19億円
代 表 : 魚住 泰史郎
所在地 :熊本県菊池市隈府1124-3
設 立 : 1975年8月
資本金 : 1,000万円
年 商 : (10/5)約8億円
11月8日、同社は債権者から破産手続開始を申し立てられ、熊本地裁から財産保全命令を受けた。同社側はこれに対して不服申し立てを行なうことも検討している。負債総額は約19億円が見込まれる。
■特集・経営を受け継ぐ次世代へ
金融機関からの提案商品にご用心 生命保険を使った事業承継対策
一般的な保険でも、詳細に検討していけば、税制変更などにより当初の契約意図が不履行となるケースがある。このパターンの商品としては、長期平準定期保険、逓増定期保険、死亡保障がないガン保険などが考えられる。
○税制変更で当初の意図は不履行
○コストと効果の関係を検証する
○保険とはリスクファイナンス
■特集・経営を受け継ぐ次世代へ
「誰が会社を継ぐか」ではなく 「誰が会社を継げるか」がポイント
中小企業の事業承継においては、誰に会社を継がせるかということが最大の課題である。仮に現在、会社のナンバー2が息子だとしても、相続と事業承継を混同するのは禁物だ。
【創業者の心配事パート1 後継者問題編】
○相続はミクロ 事業承継はマクロな問題
○後継育成に関するクリアすべき課題
○M&Aにおける第三者への会社譲渡
【創業者の心配事パート2 自社株の節税対策編】
○非上場株式の相続税・贈与税の納税猶予制度
○相続税・贈与税の納税猶予制度について
○猶予された贈与税の免除について
【創業者の心配事パート3 借金問題編】
○代表者が死亡したが債務がある場合
○亡代表者の資産と負債を洗い出す
○相続するかどうかを検討する
■倒産を追う
老舗雑穀卸の凋落 支援打ち切りで終止符
(株)とうばた
地場老舗の穀物卸売業者として相応の知名度を誇っていた(株)とうばた。しかし、近年は主力の大豆卸売が低迷し、加えてトラブルも散発。最後は仕入先であり支援元でもあった三幸食品(株)に引導を渡されるかたちで倒産の憂き目をみることとなった。
代 表:東端 清
所在地:福岡市中央区那の津2-9-1
設 立:1991年3月
資本金:3,000万円
年 商:(10/3) 約7億8,900万円
○業暦は半世紀を超える
○老舗ゆえのジレンマ
○命綱は大株主
○揚げ足を取られ破綻へ
■流通大競争時代
増収は11社中、3社 経常利益も3社にとどまる
九州上場流通企業の中間決算
九州関係の上場流通企業と上場子会社11社の中間決算は、売上を伸ばしたのはイズミ、ナフコ、丸久の3社だけだった。経常利益も増益は3社にとどまった。通期では6社が増収、利益も6社が増加を見込むが、不透明感が漂う。
○新店で増収確保
○増益も3社にとどまる
○背景に流通構造の変化
■企業アーカイブ
携帯電話戦争に完敗したKDDI 従来型機種に固執した「戦略ミス」
スマートフォン(高機能携帯電話)戦争が熱を帯びてきた。米アップル製の端末「iPhone(アイフォーン)」を擁するソフトバンクモバイルの独走に対抗して、NTTドコモやKDDIは、米グーグル製の基本ソフト(OS)「アンドロイド」を掲載したスマートフォンを続々と導入。
KDDI(株)
代 表:小野寺 正
所在地:東京都千代田区飯田橋3-10-10
設 立:1984年6月
資本金:1,418億5,100万円
年 商:(10/3連結)3兆4,421億4,700万円
○ソフトバンクの一人勝ち 小野寺KDDI社長が退陣
○幕を開けたスマートフォン市場
○従来型携帯電話に固執した戦略ミス
※記事へのご意見はこちら