きょう(24日)夕、名古屋市選挙管理委員会は、再審査をしていた名古屋市議会リコールの署名について有効署名数は35万3,791名であったと発表した。
市議会解散の是非を問う住民投票に必要な法定数は36万5,795名であり、1万2,004名の不足となる。署名は提出時に46万5,602名あったが、20日の審査期間をさらに延長して行なわれた再審査で計11万1,811名分が「無効」とされた。
この後、1週間の署名縦覧期間があり、市選管は、署名について市民からの異議申し立てを受け付ける。有効署名数が確定するのは12月中旬。署名運動に参加した市民団体の関係者は取材に対し、「想定内。これからの異議申し立てで、どれだけの署名を生き返らせることができるかが勝負」と、冷静な口調で語った。名古屋市議会リコール運動の戦いは、まだ終わらない。
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