4日、(株)トランスジェニック(本社:熊本市、福永 健司社長、以下「トランス社」)は早期癌マーカーとしてのジアセチルスペルミンに関する特許が成立し、設定登録(特許第4608432号)されたと発表した。
今回成立した特許は05年9月9日に東京都、(財)東京都医学研究機構、(株)シー・アール・シーと共同で出願していたもので、尿中に排泄されるジアセチルスペルミンが既存の腫瘍マーカーに比べて早期癌のマーカーとなることを見出し、日本国内において権利化を図ったもの。すでにトランス社は、ジアセチルスペルミンに対する抗体を用いた尿サンプルによる癌診断の測定系に関する特許を、日本国内および米国において保有している。
ビジネスの進捗状況としては、08年7月8日にトランス社と診断薬メーカーで締結した「尿サンプルによる癌診断に関するライセンス契約」に基づき、現在、体外診断薬として上市に向け進行中としている。
また今回の特許成立により早期癌を対象に知的財産権が保護され、トランス社が有する尿サンプルによる癌診断の測定系における知的財産権の権利範囲を広げ、ライセンス活動をさらに強力にサポートすることが可能となったとしている。
※参考:ジアセチルスペルミン
ジアセチルスペルミンは、ヒトの体内に存在するポリアミンと総称される物質の一種。ポリアミンと総称される成分の尿中排泄量は、以前より癌と関係のあることが示唆されてきた。その中でもジアセチルスペルミンは、他のポリアミンと比べその尿中排泄量と癌との関連性が特に高いことが最近の研究より明らかになっている。
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