八代年金事務所の滞納金徴収に伴う差押えを受けた、福岡すみ子氏より投稿メールをいただきました。

○10月１日、テレビを持ち帰られた際、「娘の物だという購入の証明、それは電気店のポイントカード履歴でも可能」との説明を受け、娘は必死に購入した際のレシートを探し出し、電器店からポイントカードの履歴も頂きました。そして、毎月少額でも私の滞納金を支払う旨を手紙につづり、10月５日、FAXで八代年金事務所担当者へ流しました。
　しかしながら、10月12日、電話で説明された内容は「娘が代表をしている会社の家宅捜査までしないとテレビは戻せない」ということでした。
　また、その日から娘は眠れなくなり、心的にも極限状態まで陥りました。なぜ、私個人の年金支払いが原因で、まったく別の個人、別の会社の家宅捜査まで必要なのか。第３者である娘の私物が写真に撮られたり、娘の日記・手帳まで数人の男性に読まれたりする必要があるのでしょうか。

　娘によると、担当者から私の年金の滞納金もなんとかなるような秘策があるとの話をされたと言います。今まで年金の支払いは、個人と企業は別々だと思ってきました。年金不払いなら受給資格を遺失すると覚悟していました。
　今まで、高齢の両親を介護したうえで、時間的にどんなに頑張っても限界がありました。自分自身の老後まで考える余力はありませんでした。
　それでも社会的責任を果たすため、力の限りボランティアもたくさん尽くしてきたつもりです。母子家庭で歩み始めた矢先、母が57歳で半身麻痺になり、入院を余儀なくされました。担当者は、支払いを免れる秘策を教えてあげると娘に電話をしてきています。
　娘はその担当者を信頼しています。「当然ながら、ポイントカードでも差し押さえ品は返します」と言われていました。しかしながら、11月８日現在、年金機構関係者からの返却は成されていません。

　２回目に、年金職員が自宅へ差押えにやって来た時間帯は夜遅く、あたりは真っ暗になっていました。品物を持ち帰られたのは午後８時過ぎでした。わが家は、社員が２名同居する社宅にもなっていましたが、彼らも所有物に関して購入証明ができる物を常備しているわけがありません。たくさんの企業、個人の方々へお聞きしましたがまったく同じご意見で「国も年金機構も、私たち国民が理解できる様な文書を開示して説明して欲しい」とのことでした。
　担当者から言われた「これが与党民主党のやり方です！」という言葉は重いです。国会議員の方々へ、私たち国民に対し直にご説明を頂きたいと願っています。託した１票の願いを聞いて欲しいのです。

　貴重なご意見ありがとうございました。

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