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2010福岡市長選

最終日前夜、天神で舌戦
2010福岡市長選
2010年11月13日 08:00

 福岡市長選・選挙運動の最終日(13日)をあすに控え、市長候補各陣営はそれぞれに白熱した選挙運動を繰り広げた。多くの人が行き交う夕刻の中央区天神付近では、新人候補が立て続けに街頭演説を行ない、聴衆へ支持を呼びかけた。

高島宗一郎氏 12日、最終日の前夜、自民、公明、福岡市議会の会派・みらい福岡が支持する元アナウンサー・高島宗一郎氏(36)は、福岡市中央区の岩田屋本館前で決起集会。応援演説を行なったのは、麻生太郎元首相、小渕優子元内閣府特命担当大臣(少子化対策・男女共同参画担当)、福岡資麿参議院議員。麻生氏は尖閣諸島沖の中国船衝突事件におけるビデオ流出問題、群馬県選出の小渕氏は八ツ場ダムの中止撤回をそれぞれ批判し、福岡市長選が与野党の戦いであるとしたうえで、国政においても重要な意味を持つと強調した。一方、高島氏は「アジア・ナンバーワンの都市を目指す」と、宣言した。

 このほかの市長候補も、終盤の選挙戦に力を入れる。元佐賀市長・木下敏之氏(50)は、博多区と東区を街宣車で回り、頻繁に車を降りて街頭演説を実施。市民が駆け寄り握手を求める姿が何度も見られた。最終日は市内7区で同様の街頭演説を展開。「政策を市民に届ける」(陣営関係者)と意気込む。
 民主党、国民新党が推薦、社民党支持の現職・吉田宏氏(54)は、忙しい公務の合間をぬっての選挙戦。13日の最後の訴えには、民主党の蓮舫行政刷新担当大臣が応援に駆けつける予定。
 共産党が推薦する西福岡・糸島民主商工会事務局長の有馬精一氏(59)、元福岡市議・荒木龍昇氏(58)は、精力的に街頭演説活動を展開。塾講師・飯野健二氏(49)は、ほぼひとりで行なった選挙ポスター貼りを終了し、「たまったものを吐き出す」と、市内各地で街頭演説を行なう。なお、前市教育長・植木とみ子氏(61)は、選挙戦からの撤退を表明し、運動を中止している。

 元人材育成会社講師・内海昭徳氏(32)は、高島氏の決起集会終了後、至近距離で街頭演説を始めた。内海氏は「社会を悪くしたのは自民党」との訴えをし、集まった数十名の熱心な支持者とともにシュプレヒコールをあげた。さらに、内海氏は「選挙戦から撤退した植木氏に圧力をかけたのは自民党」との自説を主張し厳しく非難の声をあげた。支持者の先頭に立っていたのは、内海氏が9月末まで勤めていたNR JAPAN株式会社・代表取締役の盧 在洙(ノ ジェス)氏。周囲の若者とともに熱狂的な声をあげていた。
内海氏に声援を送る盧 在洙氏と支持者たち

【山下 康太】

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