一新会・石澤正彰市議の街頭演説より
元議員の山田さんは、先日まで阿久根市議会で28年議員を務めた方です。阿久根市議会は勢力争いにより、そしてまた、市議会議長が不甲斐ないばかりに山田・牟田両議員の資格を剥奪してしまいました。阿久根市議会の取り仕切りに不満があり、阿久根市議会を一時的に、私を含む4名の議員で占拠しました。これは、竹原市長が次から次へと市民のためになる政策を立案し、市議会に提出しても多数派12名の市議によって全て否決されてきたからです。多数派12名に対して、私たち4名は数の力でずっと負け続けてきました。
阿久根市民の皆さん、こういった不条理が許されていいのでしょうか。阿久根は、これまで一部の既得権益を持った、ホントにひと握りの阿久根市民、阿久根市の職員ならびにその労働組合で、一生懸命自分たちの地位や待遇を良くしていった人たちによって阿久根市民はだまされてきたんですよ。
ただ今、阿久根市議会の解散を求め、一生懸命、皆さんのお宅のほうに受任者が署名集めにおうかがいをしていると思います。本当にご迷惑をおかけしていると思います。私は、現在の阿久根市議会の人員構成では、決して阿久根市民の幸せは来ないのです。議員を一新する必要があります。皆さんも、いろんな意見をお持ちだとは思いますが、市議会を出直させていただきたい。
実は、阿久根市民で阿久根を思う方が匿名でチラシを作り、私の自宅の郵便受けにも投げ込んで下さいました。内容は「市長のリコールは不要。賢明な阿久根市民の力で、良き阿久根を取り戻そう。あなたが決める、阿久根のあした」と題しまして、このように書かれています。「皆で選んだ市長です。2回も命がけで改革に取り組む市長は、阿久根の良心。リコールさせてはいけません。引きずり降ろしてはなりません。私たちが、1票を投じて決めた市長を応援しましょう。私心無く、阿久根のために働いています。まず、1番に自身の身銭を切ったことからも明らかであります」。
その次に、市政が動かないのはなぜか。市長の提案を全て拒否してきた市議会。議論をせず、常に多数決で市長に反対する阿久根市議会。何のために結束するのか。市議会での議論こそが民主主義。市議会の横暴に抵抗する手段が専決でありました。竹原市長は、議論を望んでおります。
※本シリーズは、他の報道で触れられていない鹿児島県阿久根市の竹原信一市長および、竹原市長を支持する市議や市民などにスポットをあて、阿久根市のもうひとつの側面をレポートしたものです。
*記事へのご意見はこちら