福岡市消防局が「予防できるものは予防し、救える命を救いたい」との思いから毎月発行している「QQ通信」。第4号となる今月号では、「飲んだり食べたりする機会が増える、年末年始の健康管理!」をテーマに、年末年始期間中の健康管理を呼びかけている。
これによると、昨年2009年の1年間で最も救急搬送要請が多かったのが12月となっている。09年の年間搬送者数は5万1,355人で、うち12月の搬送者数は4,844人と年間搬送者数の9.4%にあたる。また、その次に搬送者数が多いのが1月の4,563人(8.9%)で、1年のうちでも年末年始の時期が最も救急患者が増える時期となっているようだ。なお、09年のうち最も救急出動が多かった日は、「12月28日」の203件となっている。
これから、クリスマスや忘年会、新年会など、楽しいイベントが目白押しな時期になる。しかし、連日の飲み会によるアルコールの過剰摂取やカロリー過多、はたまた酔っ払って転んでのケガなどに加え、冬場特有の乾燥によって風邪にもかかりやすくなるのもこの時期である。救急車のお世話にならぬよう暴飲暴食に注意し、風邪予防などの健康管理にも気をつけて、楽しい年末年始を過ごしたいものである。
【長嶋】
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