7日、(株)コーセーアールイー(本社:福岡市中央区赤、諸藤 敏一社長)は11年1月期 第3四半期 決算(連結)と業績予想の修正を発表した。
■11年1月期 第3四半期 決算(連結)
当第3四半期の売上高は前年同期比41.1%増の34億454万1,000円、経常利益は2億4,045万7,000円(前年同期は経常損失2億574万3,000円)、四半期純利益は1億4,490万8,000円(前年同期は四半期純損失1億9,671万0,000円)となった。
6月に広島県福山市で販売を開始したファミリーマンション45戸が同月中に完売(全戸契約完了)と好調な結果となり、9月までに全戸引渡しを完了している。
企画・開発において、資産運用型マンション1棟(福岡市)を完成させ、ファミリーマンション1棟(広島県福山市)の仕入れを行なったほか、ファミリーマンション用地1件の売買契約締結および資産運用型マンション用地1件の取得を行なったとしている。
不動産販売事業の売上高は前年同期比42.5%増の32億9,545万円となった。ファミリーマンションを73戸、資産運用型マンションを73戸、中古マンションを12戸引き渡している。
不動産賃貸管理事業の売上高は前年同期比10.3%増の1億909万1,000円となった。管理戸数が1,372戸となっている。
■11年1月期 通期(10年2月1日~11年1月31日) 業績予想の修正
◇連結業績予想
売上高については、広島県福山市で発売したファミリーマンションの販売が好調に推移し、当第3四半期末までに全戸引渡しとなったため、前回業績予想を上回る見込み。営業利益については、同物件による売上総利益の増加に伴い、前回業績予想を上回る見込みとしている。
また、経常利益については営業利益増のほか、資金繰りの安定化による資金調達コスト(営業外費用)の節減が見込め、前回業績予想を上回る見通しとしている。
なお、子会社・グランフォーレ百道特定目的会社において、当期に売上計上予定の物件の完成が翌期に延びる見込みとなったため、同物件の売上・売上総利益は本業績予想に加味していない。
【売上高】
前回発表予想:36億8,700万円/今回修正予想:38億3,600万円
増減額:1億4,900万円
【営業利益】
前回発表予想:1億3,500万円/今回修正予想:1億6,600万円/増減額:3,100万円
【経常利益】
前回発表予想:8,600万円/今回修正予想:1億7,200万円/増減額:8,600万円
【当期純利益】
前回発表予想:5,200万円/今回修正予想:1億2,000万円/増減額:6,800万円
◇個別業績予想
上記広島県福山市のファミリーマンション物件の早期引渡し完了により、前回業績予想に比べ、売上・営業利益・経常利益・当期純利益ともに増加となる見通しとしている。
【売上高】
前回発表予想:26億8,500万円/今回修正予想:36億1,600万円/増減額:9億3,100万円
【営業利益】
前回発表予想:1,700万円/今回修正予想:1億8,100万円/増減額:1億6,400万円
【経常利益】
前回発表予想:700万円/今回修正予想:2億1,700万円/増減額:2億1,000万円
【当期純利益】
前回発表予想:400万円/今回修正予想:1億6,500万円/増減額:1億6,100万円
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