東洋医学と西洋医学を融合し、総合的治療学の確立を目指す国際融合医療協会(理事長:廣瀬輝夫)は12月5日、東京・旗の台の昭和大学病院臨床講堂において第1回学術講演会を開催。医師やコ・メディカルスタッフ、企業関係者など約150名が参加した。
「自己治癒力を高める治療とは」をテーマに講演した丹羽正幸実行副委員長は、21年間で4万人に及ぶ臨床例をもとに、悪性腫瘍、アトピー性皮膚炎、糖尿病に対する融合医療の応用法を紹介した上で、「自然治癒力を引き出すことが医療の原点」と指摘した。
理事長の廣瀬輝夫氏は、各国の伝統医療を紹介しながら、世界の医療需要者の7割は伝統医療を受けている点を指摘。患者のQOLに配慮した医療を実現し、医療経済を安定化させるためにも民間療法や機能性食品を融合医療に取り入れることを提案した。
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