「九州を元気にする」をコンセプトに活動する九州プロレスは12月5日(日)、博多では今年最後の興業となる「筋肉せいもん払い」を開催した。会場には464名を集客し満員札止めの盛況ぶりだった。「博多 華味鳥杯」をかけたタッグトーナメントにはKAIENTAI-DOJO代表の「TAKAみちのく」と九州プロレス代表「筑前りょう太」夢のタッグほか6組が参戦。初戦から白熱した戦いが繰り広げられた。
1回戦では「相島勇人&中洲ヨースケ」組が「台風21号・22号」組に敗れるという波乱があり、観衆から驚きの声があがった。決勝に先駆けて「白波佑介」VS「くるめんヒロセ」のシングルマッチが行われた。「白波佑介」は「めんたい☆キッド」と組んだ前回大会を制しているにも関わらず敢えて「くるめんヒロセ」との対戦を選択。会場でファンに来年メキシコ修業に旅立つことも報告された。決意の対戦に同期の「くるめんヒロセ」が応えたバトルは18分を超える死闘となった。最終的に白波佑介が不二才(ぶにせ)で勝利。旅立ちに花を添えた。
決勝戦は大方のファンの予想通り「TAKAみちのく」&「筑前りょう太」対「めんたい☆キッド」&「旭志織」組のKAIENTAI-DOJOと九州プロレスのトップレスラーを要するタッグの闘いとなった。華麗な技を駆使するめんたい組とパワーで圧倒する筑前組の技と気持ちのぶつかり合いの果てに「めんたい☆キッド」が「筑前りょう太」を「めんたい式高角度前方回転エビ固め」で撃破。師匠から3カウントを奪い取った。終了後に「めんたい☆キッド」は真の「筑前りょう太」超えを宣言。一方の筑前はめんたいの高い壁になると返した。その瞬間、来年最初の闘いが両者のタイトルマッチになることが決定。早くも来年が待ち遠しい対戦が決定した。
優勝しためんたい組にはトリゼンフーズより華味鳥カレー1年分が贈呈されトーナメントを締めくくった。
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