6日、福岡市内で行なわれた記者会見で、みんなの党の渡辺喜美代表は、次の衆議院議員選挙の展望について言及。福岡県の「11小選挙区のうち3分の1は候補者を立てたい」としたうえで、隣にいた同党副幹事長で選対事務局長を務める山内康一衆議院議員について「その有力候補のひとり」とコメントした。
山内康一氏のHPによると、同氏は、1973年8月25日 福岡県筑紫野市生まれ。地元の公立小中校、福岡県立筑紫丘高校を経て、国際基督教大学教養学部 国際関係学科を卒業。国際協力機構(JICA)や国際協力のNGO活動などに参加した後、2004年、ロンドン大学 教育研究所 修士課程を修了した。
政界へ転身したのは05年9月の郵政選挙。公募から自民党公認候補者に選ばれ、神奈川9区で初当選。「小泉チルドレン」のひとりとして注目を集めた。しかし、09年に方向性の不一致から自民党を離党。民主党が政権をとった同年8月の衆院選で、みんなの党公認として比例北関東ブロックに立候補し、当選した。
もし出馬となれば、山内氏の地元である第5区(筑紫野市、春日市、大野城市、太宰府市、朝倉市、筑紫郡、朝倉郡)となるのだろうか。現在、みんなの党からは、第10区(北九州市門司区・小倉北区・小倉南区)で佐藤正夫 前福岡県議会議員が立候補する意思を示している。
【山下 康太】
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