福岡市長に就任した高島宗一郎氏が、今後行なわれる選挙でどのような動きを見せるかが注目される。すでに11月28日に投開票が行なわれた古賀市長選挙では、自民党が支援し初当選した竹下司津男氏の応援にかけつけた。特に、来年の統一地方選では、市長選で強力なバックアップをしてくれた自民、公明、みらい福岡の現職市議たちが選挙に臨む。
高島市長は、活動当初からベテラン議員含む、自民党市議の数名が朝立ちに同行、ビラを配って協力するなど、高島市長へ熱心な応援を続けていた。要請があった場合、簡単に無視することは容易ではない。
7日、福岡市役所で行なわれた就任会見では、記者からの質問に対し「候補やその考え方が分からない段階で答えられない」と述べた高島市長。市長と議会の関係については「二元代表制のなかではなれあいではいけないが、わざわざ対立構造を作る気はない」と、コメントした。「受けた恩は仕事で返す」とばかり、張り切って市長の職務にまい進していただきたい。
*記事へのご意見はこちら
※記事へのご意見はこちら