博多駅の1日平均の乗降客数は34万人と言われているが、来年3月12日に全線開業する九州新幹線により、飛躍的に増加することが予想されている。
新博多駅ビルは、敷地面積約22,000m2、地下3階、地上10階建て、延べ床面積は約20万m2。核テナントとして博多阪急や東急ハンズなどの専門店やエンターテインメント施設が入る、九州最大の駅ビルとなる。
また、JR九州が自主構成する専門店街には、ファッションやレストランのほか、リラクゼーションやカルチャーなどの店舗も入り、新博多駅ビルは生活情報や文化の発信拠点を目指している。上層階には、12のスクリーンを持つ複合型映画館(シネマコンプレックス)「ティ・ジョイ」が出店。地上54mにある屋上のスカイガーデンには、市民が憩える広場を設置。
また周辺施設との回遊性を高めるため、福岡交通センターや商業ビルに建て替わる博多郵便局と連絡デッキで結び、回遊性を高める計画もある。
【北山 譲】
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