9日、福岡市内で、福岡市議会議員・高山博光氏(平成会代表)をアドバイス役として招いた選挙に関する勉強会が開かれた。参加者の中心は、来年(2011年)4月に行なわれる福岡市議選で立候補を予定している新人たち。初当選時から8期連続トップ当選という実績のある高山市議の経験にもとづいたアドバイスに、参加者は皆、熱心に耳を傾けていた。
同勉強会は、地域主権型道州制、脱官僚・公務員制度改革といった政策方針に共鳴する新人候補予定者たちからなるグループが、同じ政治姿勢を持つ高山市議に教えを請うかたちで行なわれた。それぞれの政治活動の近況を聞いた高山市議は「市民の一人ひとりと会うことが大事」と、今もなお草の根を地で行く戦い方を熱く語った。
「ベテランは、若さを前面に出してくる新人が一番怖い」と語る高山市議。それは、右も左も分からないまま政治という未知の世界に挑む若者たちへの激励の言葉。次の市政を担うであろう若者たちが熱心に討論する姿を頼もしく感じ、「私が教えられることは何でも教えますけん」と、語っていた。
なお、この勉強会は福岡市議選まで月1回をめどに行なわれ、参加者同士の情報交換、討論会の開催などを行なっていく予定。
【山下 康太】
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