14日、岡野バルブ製造(株)(本社:北九州市門司区、岡野 正敏社長)は米国機械学会(ASME)から11月25日付けで、『Nスタンプ』の認証を取得したと発表した。
『Nスタンプ』は米国機械学会規格に基づいた、原子力用機器類製造者に対して必要とされる原子力規格で、米国市場およびNスタンプの取得を必要とする市場へ原子力発電所用バルブを供給する際に必要不可欠となっている。
同社は今後の事業領域拡大を図るため、海外案件参入に向けた取り組みを行なっており、昨年には中国における原子力発電所用バルブの納入に関する認定を取得している。
なお『Nスタンプ』については、78年に認証を取得していたが、当時の米国原子力事業が後退したため、84年以降更新を行なっていない。今回の取得は再取得となっている。
<認定範囲>
[N]
○一般弁(ラインバルブ)の製造
[NV]
○安全弁、逃がし弁、安全逃がし弁の製造
[NPT]
○弁用部品の製作
○材料供給者(鉄鋼および非鉄鋼材料)
○材料製造者(鋳鋼材料)
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