15日、(株)マルマエ(本社:鹿児島県出水市、前田 俊一社長)は10年11月度の月次受注残高を発表した。
10年11月末の受注残高の状況は、精密切削加工事業において受注が順調に推移していることから対前月増減率0.5%増の2億5,038万3,000円となった。
FPD分野では精密切削加工事業が対前月増減率3.6%増の1億2,029万3,000円、装置組立事業では同増減率0.0%の130万9,000円となった。
現在の受注環境は、スマートフォンなどに向けた中小型製造装置の設備投資が増加傾向、当初想定案件も前倒し傾向で受注中としている。
半導体分野では精密切削加工事業が対前月増減率8.1%増の3,895万1,000円、装置組立事業では同増減率0.0%の8,126万6,000円となった。
今年9月以降に市場の一時的な停滞が見られたものの、新規案件の増加により受注が増加したとしている。
太陽電池分野では精密切削加工事業が対前月増減率42.8%減の663万8,000円となった。
薄膜シリコン系は低調ながらも、結晶系の太陽電池製造装置部品の受注や引き合いが継続中としている。
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