16日、九州電力(株)(本社:福岡市中央区、眞部 利應社長)は同日、川内原子力発電所3号機について、経済産業大臣から重要電源開発地点の指定を受けたと発表した。
今回の指定は「重要電源開発地点の指定に関する規程」(2005年2月18日 経済産業省告示第三十一号)に基づくもの。
重要電源開発地点は、国として推進することが特に重要な電源開発に係る地点について、電気事業者等の申請に基づき地元合意形成や関係許認可手続きの円滑化などが図られることを目的に、経済産業大臣が指定を行なうこととなっている。
■川内原子力発電所3号機増設計画 概要
<位置>
鹿児島県薩摩川内市久見崎町 川内原子力発電所敷地内
<電気出力>
159万kW
<用地>
約158万m2(今回埋立約13万m2を含む)
<設備概要>
[原子炉]
型式:軽水減速、軽水冷却、加圧水型(改良型PWR)
熱出力:446万6,000kW
燃料:低濃縮二酸化ウラン
[タービン]
種類:くし型4車室6分流排気再熱再生式
出力:159万kW
[発電機]
種類:横置円筒回転界磁三相同期
容量:約177万kVA
<建設費>
約5,400億円
<運転開始目途>
平成31年度(2019年度)
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