きょう(17日)12時現在で、福岡市議会本会議の10時からの開会が遅れ、市議会議員や傍聴に訪れていた市民から困惑の声があがっていた。
開会の遅れは、15日の一般質問で、高島宗一郎市長が、答弁漏れがあった事項について、報道への質問には答えていたことが「議会軽視である」として、民主・市民クラブの抗議によるもの。同会派は、高島市長が議場で再答弁か釈明をするよう議長に申し入れた。
その後、議長から、申し入れを伝えられた高島市長は「釈明する」旨を表明。答弁漏れに対する釈明などは前例がなく、各会派からは「釈明必要なし」との異論があがった。
そのなかで、友納博美市議(平成会)は事の経緯に疑問を抱く。「そもそも議長は1度、議会運営委員会に諮るべきで、そのまま市長に伝えること自体がおかしい。しかも、申し入れを口頭で行なうことは、受け取り方の間違いが起こる素。文書を元に行なうべきだ」。また、共産党市議団からは「民主・市民クラブだけ特別扱いをするな」との非難があがっていたという。
きょうの本会議で、最初に一般質問することになっていた水城四郎市議(みらい福岡)からは「答弁漏れはあってはならないが、そんなに珍しいことではない。前例を作れば、毎回、謝ることになる。まさに言葉尻を取る行為だ。注目を集めるための話題づくり。断末魔だね」と、憮然とした様子で語った。
一方、傍聴席で待ちぼうけをくらっていた中央区在住の男性からは「どういった事情があるにせよ、議会が空転している時間も税金のムダ。あげ足とりではなく、市民にとって意味のある議会をやって欲しい」とコメント。
本会議の開始をめぐる議会運営委員会は休憩を何度も挟み、開かれるという混乱ぶりを呈していた。民主・市民クラブの控え室前には「会議中」との札が立ち、取材ができない状況であった。
本会議は13時10分に開会された。
【山下 康太】
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