助成金を活用したいと考えている企業は多いと思う。しかしながら、実際にはその獲得・活用はその思いとは逆に簡単に行かないと思った方がいい。
申請する助成金や管轄機関により審査基準は異なるのだが、おおむね開発・開拓型助成金に関しては、(1)新規性(2)競争優位性(3)実現可能性の3点を厳しく見られることが多くの場合であろう。
なかでも新規性が特に重要視していると思われる。ようは、素人の人が見ても「これは今までにないよね!」と思ってもらえるような分かりやすい、さらに「新しさ」が無いとダメなのだ。特許を取得している程度では確実とは言えない。実際的に役に立つ、新しい商品やサービスが強く求められていると言える。
民主党政権にかわり、中小企業基盤整備機構が事業仕分けに合うなど、産業振興に費やされる予算も絞られている。これらのことから、助成金の審査基準も厳しくなっている印象を受ける。予算が削られるなか、助成金の条件がこれまでと同じであれば、選ばれる企業は減るのだ。まさに狭き門となる。
「ちょっと考えて思いついた」程度のビジネスでは、当然、助成金の対象とはならない。「本気で自社の経営を革新しよう」、「生き残りを図ろう」と、考え抜かれた取り組みでなければならない。逆に言えば、そうした取り組みであれば、国なども支援してくれる可能性が高いということである。
助成金においても、自社の強みを見極め、市場にチャンスを見出す、新しいビジネスや商品を構築する力が不可欠である。
なお、助成金活用支援ナビ 福岡(福岡市中央区、谷口 清隆代表)では、この他にも九州に特化した助成金情報を豊富に取扱っており、助成金申請から獲得出来たその後の事業推進まで継続的なサポートを行なっている。
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助成金申請から獲得後まで!継続的なサポート
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