JAF((社)日本自動車連盟)福岡支部(福岡市早良区、長島 健博支部長)では、年末年始と本格的な冬に備え、バッテリーの点検や冬用タイヤなどの滑り止めの準備と高速道路での「タイヤのパンク」や「燃料切れ」に注意するよう呼びかけている。
<6月以降、高速道路無料区間でロードサービス出動件数が倍増>
福岡県内の高速道路無料化実施区間において、無料化開始の10年6月28日から11月30日に実施されたロードサービス件数は80件となった。これは前年同期(39件)と比べ倍増(前年比205.1%)している。また九州管内でも、前年の約2倍となる1,074件(前年同期562件、前年比191.1%)のロードサービスが実施された。
救援内容別ではタイヤのパンク(303件)、燃料切れ(149件)が上位を占めており、「タイヤのパンク」を含め高速道路内でのトラブルは大変危険なため、出かける前にタイヤや燃料の残量をチェックし、慎重な運転を心掛けるよう呼びかけている。
なお、下記の区間は100~150kmの間に給油施設がないため、通過する際は注意が必要。
[九州自動車道]
○下り 宮原SA先~鹿児島(約110km)
○下り 宮原SA先~宮崎(約140km)
○下り 金立SA先~長崎(約100km)
<バッテリー上がりにも注意!>
気温が低くなるとバッテリー内の液体の温度も下がり、バッテリーの能力も低下する傾向にあるため、12月と1月は車やバイクの「バッテリー上がり」が最も多くなる月。バッテリーは使用環境によって劣化の状況やコンディションが変化するため、自動車販売店や整備工場などでチェックを受けることを勧めている。
<滑り止めの準備は早めに>
年末年始やこれからの季節は、積雪によるチェーン規制などが実施されることも予想されるため、降雪地域や山間部に出かける場合は必ずタイヤの滑り止め(タイヤチェーン、スタッドレスタイヤ)などの準備が必要としている。
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