21日、福岡県は、福岡高速5号線(野芥~福重間)および、西九州自動車道・福重ジャンクション(JCT)が来年(2011年)2月26日に開通予定であることを発表した。
福岡高速5号線(野芥~福重間)は、福岡北九州高速道路公社が整備を進め、開通区間延長は4.1km、事業費は424億円。一方、西九州自動車道・福重JCTは、国土交通省 福岡国道事務所が整備を進め、開通区間延長は0.9km、事業費は60億円であった。
同発表によると、開通の効果として「ピーク時、福重から太宰府ICまでが約20分短縮」「交通の分散化により千鳥橋JCT付近の混雑緩和」「緊急時における道路ネットワークの信頼性向上」などがあげられている。
太宰府市に住む40代男性の会社員は「こどもと一緒にホークスの試合をよく見に行くのですが、新ルートを使えばスムーズに行けると思います」。一方、福岡市西区に住む30代男性の自営業者からは「車で帰省する際、太宰府ICまで、とても高速とは言えないような道路状況があった。開通はたいへん嬉しい」と、喜びの声をあげた。
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