24日、(株)ヒガシマル(本社:鹿児島県日置市、東 紘一郎社長)は、日清オイリオグループ(株)(本社:東京都中央区、大込 一男社長)との間で協議していた日清マリンテック(株)(本社:神奈川県横浜市神奈川区、柏倉 真代表取締役)の株式譲渡について、同日、最終合意に至り株式譲渡契約を締結したと発表した。株式譲渡予定日は2011年1月24日。
日清マリンテックは1990年6月、稚魚の生産販売を目的に日清製油(株)(現:日清オイリオグループ(株))の子会社として設立、主に東日本を中心に水産用種苗の生産販売のほか、海産稚魚用の初期配合飼料を生産販売している。
今回の株式買収によりヒガシマルでは、営業基盤の脆弱な中部地方から東北、北海道地方にかけての営業強化による相乗効果に加え、比較的低水温地帯といわれている東日本の魚介類の種苗生産の研究開発および水産用配合飼料の販売など、営業の一層の充実を図りグループ収益力の向上、強固な事業基盤の確立を目指すとしている。
なお、これによる11年3月期 連結業績予想に与える影響は軽微で、10年11月4日に公表した業績予想に変更はない。
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