年末は30日まで年始は3日から
忘年会がピークを迎えている。毎晩飲み歩き、胃腸がもたれている人も多いのではなかろうか。この時期になると、アルコールが苦手な人にとっては、「忘年会が苦痛でたまらない」という人もいるだろう。
そのような人にオススメなのが、福岡市中央区今泉に今年11月にオープンしたばかりの薬膳料理「薬膳 天地・礼心」だ。礼心は本場中国の薬膳料理を美味しく食べられる店として知られ、オープン後間もなく人気店となった。礼心では忘年会も行なっているが、同店が提供するコース料理を食べた人のなかで、翌日体調が良くなった人がいるという。
「薬膳食を通じて、心と身体を健やかに・・・」という店主・尹玉(インユイ)さんの想いが込められた薬膳料理は、松、クコの実、養生液などの薬膳の材料をふんだんに使用し、それを美味しく調理している。お粥にしても、麻婆豆腐にしても、薬膳の材料が絶妙な味のアクセントになっている。美味しく食べることができ、身体の調子も良くなるのは二重の喜び。この薬膳料理が口コミで広がり、主婦やOLのみならず、サラリーマンも数多く通い詰め、夜は満員になることもあるという。
昼間は11時半から営業し、お粥ランチが750円、日替わりランチが800円となっている。「前の日に飲みすぎたかな」と胃もたれを気にする人は身体に優しいお粥ランチ、「今日はガッツリ食べたい」という人は日替わりランチがオススメだ。
筆者は日替わりランチをチョイスし、当日は麻婆豆腐を食べた。熱い土鍋にジュージューと湯気を立てながらやってくる麻婆豆腐は辛くて美味い。クコの実、豆鼓などが味のアクセントとなり、後を引く美味さを演出している。まさに体調によって食べ分けのできる礼心のランチは、アルコールと戦うサラリーマンにはお勧めの店である。なお、年末は30日まで、年始は1月3日から営業している。
【矢野 寛之】
薬膳 天地・礼心
電話092-752-5522
HP:http://www.shokuyokan.com
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