日本工作機械工業会(日工会)は、2011年1月から12月までの工作機械受注額を1兆円超の見通しをたてる模様。08年秋以降の景況からの脱出し、ようやく復活の兆しが見えてきたようである。受注額の見通しは、国内外の経済動向や主要産業の需要予測などの調査研究を鑑みて日工会の経済調査委員会が算出している。
しかし、長引く円高の影響で国内需要が低迷していることは否めず、アジアの新興国が牽引しているのが実態である。10年1月から11月までの累計は8,798億円。このうち、新興国が60%強を占めている。
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