最近では、昔のような従業員管理が通用しなくなってきています。ひと昔前までは、終身雇用の発想が根付いており、企業側が立てた目標や社員規則を従業員側は「ストレスを感じながらも」受け入れ企業戦士として働いていたように思います。しかし、企業側の終身雇用も崩壊し、働く側の従業員の考え方も多様化しているのが現状のようです。
そんななかで、企業側が「今期の目標は○○です」と決め、それに 対する毎月の目標数値を伝達したところでなかなか従業員のモチベーションは上がりません。たとえば、上司が「今月いくらやるの?」とか「今どんな状況?」などと聞いたとしたら、従業員はそれを聞かれるだけで大きなストレスと不快感を覚えるのです。
従業員に今月の目標を訪ねたり、現状報告を求めるだけでストレスを感じたり、不快感を感じられると、そもそも会社の成長や発展などという経営戦略の前に、従業員と管理者の意識改革が必要になるのでしょう。
このような問題は多くの企業に存在していますが、その問題から目を背け、従来のやり方を通し続けて管理者が、悩み、そして従業員も悩む...という現場を良く目にします。まずは、お互いが共通のものを見て、「共に良き方向へ進むぞ!」という価値観と意識の擦り合わせが必要でしょう。2011年を迎えた今、新しい従業員管理の方法を模索して方法を模索してみてはいかがでしょうか。
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