11日、統合幕僚監部は、自衛隊の国際平和協力活動および在外邦人などの輸送にかかる統合運用能力の向上を図るため、多国間共同訓練「コブラ・ゴールド11」に参加することを発表した。同訓練は、2月7日から同18日まで、タイ王国で行なわれる。
「コブラ・ゴールド」とは、米軍主導による太平洋地域最大の合同軍事演習。昨年は日本を含む6カ国が参加し、計1万4千人の軍事要員が参加した。
今回、日本以外の参加国は、アメリカ、タイ、シンガポール、インドネシア、韓国、マレーシアなど。自衛隊からは統合幕僚監部以下約60名が参加する。訓練内容は、指揮所演習、人道・民生支援活動(医療)に関する実動訓練、在外邦人など輸送に関する実動訓練となっている。なお、自衛隊は、2005年から「コブラ・ゴールド」に参加しており、本年で7回目の参加となる。
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