地場住宅会社はこぞって構造材だけでなくフローリング、造作材も天然素材として無垢材を採用することが当たり前になってきた。しかしフローリング材も最早国内メーカー製はほとんど淘汰され、世界各地の木材、製材品がフリッチとして中国に持ち込まれフローリングや建具材に加工され、再び輸出に回されているのが通常だ。しかしこれらの加工業者も、中国国内の不動産バブルによる需要急増で国内向けにシフトする企業や、一方では日本向けの専業加工業者が淘汰され絞り込まれた結果、日本からの買い付けが特定加工業者に集中してしまっている。こうした状況下で、日本国内の輸入業者は昨年10月末から11月初めまでに発注した荷が未だに入荷せず、焦りの色を隠せない...（⇒つづきを読む）

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