14日、サンケイ化学(株)(本社:鹿児島市、福谷 明社長)は10年11月期 決算(連結)を発表した。
売上高は前連結会計年度比2.5%増の67億2,800万円、経常利益は同比39.0%減の1億7,300万円、当期純利益は同比24.6%減の1億300万円となった。
なお、特別損失として投資有価証券評価損を計上している。
製品の用途別売上では、殺虫剤は水稲用殺虫剤は減少したものの畑作用が増加し売上高40億9,100万円(前年同期比3.7%増)、殺菌剤は園芸用は増加したものの売上高8億2,500万円(同比1.9%減)、殺虫殺菌剤は水稲の病害虫が少発生のため売上高5億1,400万円(同比1.3%減)、除草剤は畑作用および園芸用は増加したものの売上高4億2,900万円(同比3.3%減)となった。
その他では、一部フェロモン剤の減少はあったものの売上高4億4,800万円(同比5.8%増)、農薬以外のその他はゴルフ場関係の防除作業および森林用資材などが増加し、売上高4億1,800万円(同比8.4%増)となった。
また同時に、10年11月期 期末配当予想について、当初1株当たり1円だったものを、1円50銭に修正すると発表している。2月24日開催予定の定時株主総会において正式に決定する予定。
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