13日、Net-IBニュースで経済小説『大倉マン奮闘記』シリーズを連載していた御厨幸弘氏(58)が、みんなの党の公認候補として4月の福岡市議選に中央区から立候補を予定していることがわかった。御厨氏は、1998年に破たんした大倉商事(株)に務めた元商社マン。その海外ビジネス経験をもとに執筆を行なっていた。現在、(株)ミック・コーポレーション代表取締役社長。
御厨氏は取材に対し、「商社マンとして30年間、海外ビジネスに携わった経験、対外交渉能力を活かし、福岡市の経済成長に貢献したい」と決意を語った。
なお、みんなの党は、福岡市議選において御厨氏以外にも公認候補を次々に擁立している。先に報じているが、元市職員・寺島浩幸氏(48)も同党の公認で西区から立候補する予定。福岡市全7区にそれぞれひとりずつの新人候補を擁立するという同党の方針は達成される見通しである。
【山下 康太】
<プロフィール>
御厨 幸弘 (みくりや ゆきひろ)
1952年9月4日佐賀県生まれ。71年、佐賀県立北高校卒。77年、東京経済大学経営学部を卒業し、大倉商事(株)へ入社。数々の海外駐在勤務を経験する。93年、同社を退社し、(株)岩田屋の子会社にあたるiDSトレーディング(株)へ入社。95年、同社を退社し、96年、(株)ミックコーポレーションを設立。現在に至る。
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