タマホーム(株) 代表取締役社長 玉木 康裕 氏
(株)アパマンショップホールディングス 代表取締役社長 大村 浩次 氏
玉木 イメージ戦略も大事ですが、基本は人と人とのつながりです。とくに経営者の場合、カミソリのように切れる人には、周りの人は危ないと思って寄ってきません。カミソリではなく、鈍牛でいいのです。
たとえば、お客さまと飲みにいった場合、若い営業マンなら自分が先に酔いつぶれてしまって相手に不愉快な思いをさせた、という苦い経験をお持ちでしょう。私の父はよく言っていましたが、3回に2回失敗しても1回だけちゃんと接待できれば、「頑張ったと思いなさい」と。日常業務においても、3回に1回仕事をしていれば「偉いと思いなさい」と。私も、社員が交際費をどんどん使っていても、無駄づかいをしているとは思いません。それで顧客が広がればいいのですから。人と人との関係は理屈ではありません。格好をつけない、"ありのままの姿"でいいのです。
大村 ときには、裸のお付き合いが必要ですね。
玉木 社員教育の方法には、いろいろなやり方があると思いますが、私はこの会社が100年、200年続いてほしいと思っていますから、人を育てることが私の仕事だと考えています。肩肘張らずに気楽にやって、社員から「タマちゃん」と言われるのが理想です...(⇒つづきを読む)
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