記事「阿久根市長選、竹原信一氏が『対立』した相手の正体」について、ペンネーム「悪根」様よりいただいたご意見メールをご紹介いたします。なお、メールについては、見やすくするため整理しておりますが、本文はそのままとなっています。
「そこ(議決)には市民のための議論はない。個人的感情しかないのだと」と述べた前市長の言葉がありましたが、自身こそ、議会を開かず議論の場を個人的感情でつぶした張本人ではないでしょうか。また、「しかし、その当たり前のことが通らない。じゃあ、どうするか。」との問いかけを記者はされていますが、前市長のように法を無視した専決を繰り返したり、消防署の壁に絵を描いて見せたりすることが市民の望みであり、市のためになると本気で信じておられるのでしょうか。
消防署は命がけで訓練し、命がけで実践をする公務員の職場です。親しみを持ってもらうのも大事でしょうが、職員の士気にかかわるようなことを独断で行っても問題ないのですか。あるいは子どもたちがあこがれのまなざしを持って「いつか自分も消防士になりたい」と思ってもらえるほうがよっぽど健全ではないでしょうか。
前市長の無法ぶりも独善さも他市民ですが不気味です。ましてパブコメをとるなどというプロセスはないでしょうから、元市長派の市民と議員は盲目的に信望しているだけで政策の是非なんて関係ないのかもしれません。
この元市長派は考えることをやめて、公務員や反元市長派議員を叩くことが元市長の策略とは気付かずに、まるで不良生徒が教師に楯突いて粋がっているのを面白おかしく周りから囃し立てているだけの子どもじみた中学生のような考えの薄い大人になりかけの「ただの子ども」に見えて仕方ありません。
これは記者のあなたにも通じると思います。
最後に一つ質問です。同じ記事を書くならなぜ、他の候補について一切触れないのですか。今は選挙期間中です。一方的な応援のような記事を書く神経を疑います。
貴重なご意見ありがとうございます。
質問の回答については、他の候補についてもすでに動画や記事で紹介しておりますので、「一切触れない」という部分にはあたらないかと思います。また、本記事は、勝ち負けに執着する選挙報道ではなく、阿久根市以外の方にも阿久根の事象を自分の地域におきかえて考えてもらうことを目的に作成したものです。
もちろん、竹原氏を記事に出すことが、すなわち「応援」と解釈されるのであれば、その通りとしか言いようがないでしょう。そしてまた、勝ち負けや当落にこだわらず、同選挙が、阿久根だけではなく日本全国の人にとって、選挙・政治との関わり合いについて考える良い機会になってほしいという竹原氏の意思に共感し、執筆したことは事実です。なお、ご意見については随時受け付けております。
ご丁寧なご意見をいただき、誠にありがとうございました。
【山下 康太】
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